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【教案】できる日本語|初中級L8(ST1)

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たのすけ
たのすけ
できる日本語の初中級L8(ST1)の教案です。L8(ST2はこちらです。
教案の見方

N:名詞、V:動詞、いA:い形容詞、なA:な形容詞
青枠:板書
赤枠:注意・ポイント

【概要】できる日本語 初中級L8(ST1)

Can-do

Can-do
これまでの経験の中でしてもらったうれしいことについて、感謝の気持ちを表現することができる。
ST1 親切にされた経験を話したり親しい人に手助けを申し出たりすることができる。

 

学習項目

学習項目
ST1 Vてあげます
Vてもらいます
Vてくれます

 

【教案】できる日本語初中級 L8(ST1)

話してみよう

絵を見ながら、TからSに質問する。以下、質問例。

(上)

  • これは何だと思いますか。
  • このようなカードをもらったことがありますか。
  • カードを書いたことがありますか。
  • 気持ちを伝えたいとき、どうやって伝えますか。

(右下)

  • 何をしていますか。同じ経験がありますか。
  • 駅で大きい荷物を持っている人を見たとき、どうしますか。

(左下)

  • 誰が誰に何をあげていると思いますか。
  • Sさんは、花をもらったことがありますか。
  • Sさんは、どんなとき花をあげますか。
  • 特別な日に誰かに花をあげる習慣がありますか。

 

聞いてみよう

CDを聞く。(CD:B24)

 

【教案】できる日本語初中級 L8(ST1)

Can-doの確認

これまでの経験の中でしてもらったうれしいことについて、感謝の気持ちを表現することができる。

 

「あげます」「もらいます」「くれます」の復習

できる日本語初級L8で「あげます」「もらいます」「くれます」を勉強しているので、絵カードを使って復習する。

T:最初に復習をします。絵を見て言ってください。田中さんは…

田中さんは佐藤さんにプレゼントをあげます

S:田中さんは佐藤さんにプレゼントをあげます

T:そうですね。では、佐藤さんは…
S:佐藤さんは田中さんにプレゼントをもらいます

T:いいですね。では、これはどうですか。田中さんが…

田中さんが私にプレゼントをくれます

S:田中さんが私にプレゼントをくれます
T:いいですね。「私に」のときは、いつも「くれます」を使います。

  • 田中さんはさとうさんにプレゼントをあげます
  • さとうさんは田中さんにプレゼントをもらいます
  • 田中さんがわたしにプレゼントをくれます

★__は__に…をあげます
★__は__に…をもらいます
★__がわたしに…をくれます

 

状況イラストの確認

  • ここはどこですか。
  • 今、何をしていますか。

 

【チャレンジ1】Vてあげます

チャレンジの絵・導入

(左のイラストを指して)

T:マリヤムさんとアンナさんが話しています。マリヤムさんは何と言いますか。
S:週末、何をしましたか。
T:アンナさんは何と言いましたか。
S:木村さんの家へ行きました。木村さんと料理を作りました。

(真ん中のイラストを指して)

T:マリヤムさんはアンナさんに何と聞きましたか?
S:何を作ったんですか。
T:アンナさんは?
S:肉じゃがです。

(左のイラストを指して)

T:マリヤムさんは何と言いますか。
S:私も食べたいです。
T:アンナさんは何と言いますか。
S:今度作ります。
T:では、CDを聞きましょう。

(CDを聞く)

T:マリヤムさんが「私も食べてみたい」と言いました。その後、アンナさんは何と言いましたか。
S:じゃ、今度作ってあげる

(板書して、リピート)

こんど作ってあげる

T:今日は「~てあげます」を勉強します。

 

<人>にVて形+あげますの導入

T:この絵を見てください。この人は友達です。今、手にけがをしています。料理が作れないので、困っています。Sさん、何をしますか。

ケガをしている女性のイラスト

S:友達に料理を作ります。
T:やさしいですね。Sさんは友達に料理を作ってあげます。友達は困っていたので、「ありがとう」と言います。

T:Sさん、友達が消しゴムを忘れて、困っています。どうしますか。
S:友達に消しゴムを貸します。
T:Sさんもやさしいですね。Sさんは友達に消しゴムを貸してあげます。友達は「ありがとう」と言います。

(板書して、リピート)

  • Sさんはともだち料理を作ってあげます
  • Sさんはともだちけしゴムをかしてあげます

★<人>にVて形+あげます

T:名詞のときは「あげます」を使いました。例えば、「友達にプレゼントをあげます」。

T:動詞のときは動詞のて形を使います。「て形+あげます」です。「~てあげます」を使ったとき、友達は「ありがとう」の気持ちがあります。先生、先輩、店長、社長には使わないでください。

練習

①別冊:言ってみよう P27(1)練習1

 

<人>をVて形+あげますの導入

T:Sさん、国からSさんの両親が日本へ遊びに来ます。Sさんは、空港に迎えに行きます。
S:はい、行きます。両親は日本語が話せませんから。
T:やさしいですね。Sさんは両親を空港まで迎えに行ってあげます。このとき、両親の気持ちはどうですか。
S:嬉しいです。ありがとうです。

T:Sさん、友達が国から日本へ遊びに来ました。友達をどこへ連れて行きますか。
S:スカイツリーへ連れて行きます。
T:友達は嬉しいですね。Sさんは友達をスカイツリーへ連れて行ってあげます。友達は「ありがとう」と言います。

(板書して、リピート)

  • Sさんはりょう親くうこうまでむかえいに行ってあげます
  • Sさんは友だちスカイツリーへつれて行ってあげます

★<人>をVて形+あげます

T:ここは助詞が「に」じゃありません。「を」を使います。人と一緒にする動詞のときは「を」を使います。例えば「迎えに行きます」「連れて行きます」「送ります」「手伝います」です。

練習

①別冊:言ってみよう P27(1)練習2

 

<人のN>をVて形+あげます

T:友達が手をけがして困っていましたね。荷物が持てません。Sさん、どうしますか。

ケガをしている女性のイラスト

S:友達の荷物を持ちます。
T:親切ですね。Sさんは友達の荷物を持ってあげます。友達はSさに「ありがとう」と思います。

(パソコンが得意なSを指して)

T:Sさん、友達のパソコンが壊れてしまいました。どうしますか。
S:修理して…あげます。
T:親切ですね。Sさんは友達のパソコンを修理してあげます。友達は「ありがとう」と思います。

(板書して、リピート)

  • Sさんは友だちにもつをもってあげます
  • Sさんは友だちパソコンをしゅうりしてあげます

★<人のN>をVて形+あげます

T:ここは「に」じゃありません。「友達の荷物」「友達のパソコン」なので、「の」を使います。

  • 「~てあげます」を使うときは感謝の気持ちがある。
  • 目上に人には使わない。

練習

①絵カード練習

②別冊:言ってみよう P27(1)練習3

③本冊:言ってみよう P106(1)

 

【チャレンジ1】Vてもらいます

チャレンジの絵・導入

(上のイラストを指して)

T:マルコさんとワンさんが話しています。ナタポンさんはワンさんに何を聞いていますか。
S:週末、何をしましたか。
T:いいですね。ワンさんは何と言いましたか。
S:ナタポンさんとタイ料理の店へ行きました。
T:マルコさんは「どうでしたか?」と聞きましたね。ワンさんは何と言いましたか。
S:サービスもいいし、値段も安かったです。今度一緒に行きませんか。
T:では、CDを聞きましょう。

(CDを聞く)

T:ワンさんは、週末何をしたと言っていましたか。
S:ナタポンさんにタイ料理の店へ連れて行ってもらった

(板書して、リピート)

ナタポンさんタイ料理の店へつれて行ってもらった

T:次は「~てもらいます」を勉強します。「~てあげます」と同じで、「もらいます」の動詞のときは、動詞のて形を使って「~てもらいます」です。

T:この絵を見てください。まず、「~てあげます」を使って、言ってください。

警官に道を教わるおばあさんのイラスト

S:警官はおばあさんに道を教えてあげました。
T:いいですね。では、「~てもらいます」を使って言います。おばあさんは警官に道を教えてもらいました。おばあさんは警官に「ありがとう」の気持ちがあります。

T:この絵を見てください。田中さんは車がありません。ですから、鈴木さんは田中さんをスカイツリーへ連れて行きます。「~てあげます」を使って言ってください。

スカイツリーに連れて行くイラスト

S:鈴木さんは田中さんをスカイツリーへ連れて行ってあげます。
T:そうです。では、「~てもらいます」を使うと?
S:田中さんは鈴木さんをスカイツリーへ連れて行ってもらいます。
T:「~てもらいます」のときは、助詞はいつも「に」を使います。正しい日本語は?
S:田中さんは鈴木さんにスカイツリーへ連れて行ってもらいます
T:いいですすね。田中さんは「ありがとう」の気持ちがあります。

(板書して、リピート)

  • おばあさんはけいかん道を教えてもらいました
  • 田中さんはすず木さんスカイツリーへつれて行ってもらいます

★<人>にVて形+もらいます

T:「~てもらいます」を使う時も「ありがとう」の気持ちがあります。

  • 「~てもらいます」を使うときは感謝の気持ちがある。
  • 「~てあげます」は動詞によって助詞が違うが、「~てもらいます」はいつも「に」を使う。

練習

①絵カード練習

②別冊:言ってみよう P28(2)

③本冊:言ってみよう  P107(2)

 

【チャレンジ3】Vてくれます

チャレンジの絵・導入

(上のイラストを指して)

T:アンナさんはパクさんに何か聞きました。何を聞きましたか。
S:週末、何をしましたか。
T:パクさんは何をしましたか。
S:新宿へ行って、映画を観ました。

(下のイラストを指して)

T:パクさん、何かあったんですか?
S:財布をなくしてしまいました。でも、誰か交番に届けました。
T:そうでしたか。では、CDを聞きましょう。

(CDを聞く)

T:パクさん、「財布をなくしちゃって大変だった」と言いました。でも、何がよかったんですか?
S:拾った人が交番に届けてくれた。
T:それはよかったですね。

(板書して、リピート)

ひろった人がこうばんにとどけてくれた

T:次は「~てくれます」を勉強します。「~てあげます」「~てもらいます」と同じで、動詞のときは、「~てくれます」を使います。

 

*「~てくれます」は「~てあげます」と同じなので、導入・例文は一つずつしか出していないが、クラスの学習理解度によっては、例文を2程出して、丁寧にやったほうがよい。

<人>がわたしにVて形+くれますの導入

T:この絵を見てください。この女の人は私です。今、手をけがしています。料理ができなくて、困っています。Sさん、どうしますか。

ケガをしている女性のイラスト

S:料理を作ってあげます。
T:やさしいですね。Sさんが私に料理を作ってくれます

T:「くれます」はいつも「私に」でしたね。私はSさんに「ありがとう」の気持ちがあります。

(板書して、リピート)

Sさんがわたし料理を作ってくれます

★<人>がわたしにVて形+くれます

練習

①別冊:言ってみよう P28(3)練習1

 

<人>がわたしをVて形+くれますの導入

T:私は足をけがしています。家まで帰れません。Sさん、私は困っています。どうしますか。

脚をけがしている女性のイラスト

S:家まで送ります。
T:ありがとうございます。Sさんが私を家まで送ってくれます。私はうれしいです。

(板書して、リピート)

Sさんがわたし家までおくってくれます

★<人>がわたしをVて形+くれます

T:「~てあげます」と同じで、「迎えに行きます」「連れて行きます」「送ります」「手伝います」のときは、助詞は「に」じゃなくて「を」を使います。

練習

①別冊:言ってみよう P28(3)練習2

 

<人>が<わたしのN>をVて形+くれますの導入

T:足をけがしているので、荷物が持てません。困っています。Sさん、手伝ってください。

脚をけがしている女性のイラスト
S:はい、荷物を持ちます。
T:親切ですね。ありがとうございます。Sさんが私の荷物を持ってくれます

(板書して、リピート)

Sさんがわたしにもつを持ってくれます

★<人>が<わたしのN>をVて形+くれます

T:「~てあげます」と同じで、「私の荷物」ですから、「の」を使います。

  • 「~てくれます」を使うときは感謝の気持ちがある。
  • 「~てくれます」はいつも「私に」のときなので、「私に」はなくてもよい。
  • 家族のときも「~てくれます」を使う。(例)友達が私の妹を遊びに連れて行ってくれました。

練習

①絵カード練習

②別冊:言ってみよう P28(3)練習3

③本冊:言ってみよう P108(3)

 

やってみよう

①CDを聞いて、答える。

②絵を見て、ペアで話す。

 

 

▽絵カード練習はこちらが便利です

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日本語教師たのすけです。

以前は日本語学校で専任講師をしていましたが、現在はオンライン日本語教師として働いています。

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