スポンサーリンク
たのすけ
N2文法「~どころか」の説明です。
スポンサーリンク
用法
接続
普通形+どころか
*なA-だ→×/な/である
*N-だ→×/である
意味
- ~なんて、とんでもない。むしろ~だ。
たのすけ
予想や期待を完全に否定して、「事実はその正反対だ」と言うときに使う打ち消し表現です。
例文
- A:あの人イケメンだね。知ってる? B:知っているどころか、私の弟だよ。
- A:あれ?痩せた? B:痩せたどころか、2キロ太ったよ。
- 日曜日なのに、ゆっくり休むどころか、仕事だった。
- お金がないどころか、お金持ちだ。
- 病気だと聞いていたけど、体調が悪いどころか、元気そうだ。
- 新しい先生は怖いどころか、とても優しい。
- A:チョコレート好き? B:好きどころか、大大大好き!
- 祖父は元気などころか、毎朝10km走っている。
- 木村さんは独身どころか、子供が5人もいる。
注意事項
- 自分が予想・期待していたこと、イメージと全然違うときに、そのギャップを強調する。
- 後件は、予想・期待・イメージと反対の内容が来る。
- 「~どころではなく」の言い方もある。
類似文型との違い
~どころか・・・も
- 意味は「~はもちろん、…も」で、程度の比較を表す表現。(例)のどが痛くて、食べるどころか、水を飲むのも辛い。
- 後件には否定的な表現が来る。
【参考】~どころか…も
~はおろか
- 意味は「~は当然として(さらに~も)」(例)顔はおろか、名前も覚えていません。
- 「~はおろか」の方が古く硬い表現。
【参考】~はおろか
~どころではない
- 意味は「とても~できる状態ではない」(例)隣の部屋がうるさくて、勉強するどころではない。
【参考】~どころではない
あわせて読みたい
JLPTの文法はこちらで検索できます≫JLPT文法一覧
以上、たのすけでした。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。