「日本語教師に憧れてなったけど、日本語教師の給料だけじゃ生活できない…」
「日本語教師の給料が少ない。好きな仕事だけど、続けない方がいいかな…?」
こんな悩みありませんか?
憧れて日本語教師になったのに、給料が少なくて続けられないのは悲しいですよね。
私も「あんなに長時間働いたのに、もらえる給料は同年代の友人より少ない。このままじゃ将来が不安だな…」と思っていた時期があるので、悩む気持ちがわかります。
この記事では、以下のような悩みを持っている日本語教師の役に立てるように、「日本語教師のお悩み」について書いています。
私の経験をもとに「どうすればいいのか」をアドバイスさせてもらっています。
一意見として、参考にしてみてください。
同じような悩みを持っているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
悩みが軽くなるかもしれないし、同じような悩みを共感するだけで、気持ちが楽になるかもしれませんよ。
目次
日本語教師の悩み
「日本語教師の給料だけでは生活していくのに十分ではない」

こんなツイートを見つけました。
日本語教師になったけど、結局食べていけなくて辞めたって人もボランティアで来てると聞いた。時間もお金もかけて資格をとったのになぜボランティア?という疑問への答えはこれだよな。有資格者がボランティアにたくさんいるのは、食べていけないから仕事にはしないけど、折角学んだから生かしたい。
— たけちよ@王国が呼んでいる (@chiyo_TAKEchiyo) July 14, 2013
ボランティアもいいですが、せっかく日本語教師の資格を取ったのだから、仕事にしたいですよね。
日本語教師の悩みにアドバイス
日本語教師の収入は最初は高くないが、実力をつければ給料は上がっていく

日本語教師の給料は、薄給と言われています。
確かに、同世代の給料と比べると安いかもしれません。
特に日本語教師になりたてのころは、授業準備にも時間がかかるので、時間の割りにお給料が少ないな…と感じることがあるかもしれません。
よく授業準備の時間と宿題などの採点の時間を含めたら、時給に換算したら本当に少ないという声も聞きます。
非常勤講師の場合はコマの時給制なので、授業をした分しか給料がもらえず余計に収入が低くなりがちです。
他のアルバイトで日本語教師以外にも収入を得たいと思っても、授業準備に時間がかかりすぎてアルバイトをする時間がない場合もあります。
えーーー!!日本語教師は夢がない…と思われてしまうので、私の経験を語りますね。
一般企業と比べて昇給は少ないかもしれませんが、毎年昇給させてもらい給料が上がっていきました。
日本語教師のお給料は上がらないわけじゃないんです!
日本語教師の収入については「日本語教師の収入|日本語教師の給料で生活できる?リアルを公開します」の記事を参考にしてみてください。
お金を稼ぎたいなら、日本語教師はおすすめできない

日本語教師で稼ぎたいと思っているなら、日本語教師はおすすめできません。
なぜなら、日本語教師の収入にはある程度には限界があるからです。
日本語を学習している約95%がアジア圏の人です。
日本語を学習している理由には、自分の国の会社より給料が高い日系企業や日本で働きたいという学習者が多いです。
日本よりも所得の少ない国の人を相手にしているので、日本語業界的にも大きく稼げません。
日本語教師に向いていない特徴の人でも書いていますので、参考にどうぞ≫日本語教師に向いていない人の4つの特徴|迷っている人へアドバイス
日本語教師は、お金で買えない「やりがい」と「経験」が手に入る

日本語教師はお給料が少ないですが、「やりがい」を感じられる職業です。
私は今まで働いてきた中で、日本語教師の仕事が一番やりがいを感じて満足度が高かったです。
日本語教師のやりがいについては「日本語教師のやりがい5選|私が日本語教師を続ける理由!」の記事をどうぞ。
「少しぐらい苦しくたって、学習者のために役に立ちたい」
「学習者の日本語を上達させたい」
という強い想いがあるなら、本当にお金が苦しくて生活ができないという方以外は、日本語教師を続けることを考えてみましょう!
非常勤講師時代はお金の面で苦しいかもしれませんが、一生懸命授業準備して学んで得た知識は、将来の糧となります。絶対に無駄にはなりません。
こんなツイートをしている日本語教師の方もいます。
お金も時間もないけどインドで日本語教師をしているとお金では買えない喜びがたくさんもらえる。そこそこ良い給料をもらっていた仕事を辞めたけど後悔していない。
— hiromin (@hiromiabee) May 8, 2013
こんな風に思える日本語教師が増えたらいいですね。
日本語教師の仕事は、お金だけでは買えない素晴らしい「やりがい」と「経験」が手に入ります。
日本語教師を続けたいなら、スキルを上げるか副収入も考えよう

日本語教師の給料だけでは生活できないなら、2つのことを考えましょう。
副収入を得る方法は、アルバイトを掛け持ちするのもいいですが、今はオンライン日本語教師の求人も多いので、おすすめです。
なぜなら、本業のスキルアップにもなって石二鳥だからです。
現実的な話になってしまいますが、あといくら必要なのか考えましょう。
それによって、どんな行動ををすればいいのか変わってきます。
【まとめ】日本語教師を続けたいなら、続けられる方法を考えよう!

「日本語教師の給料だけでは、生活できない」という悩みへのアドバイスをまとめます。
- お金を稼ぎたいなら、日本語教師はおすすめできない。
- きちんと評価基準がある学校なら、実力をつければ給料は上がる。
- 「学生の役に立ちたい」「日本語を上達させたい」という強い信念があるなら、日本語教師を続けることをおすすめする。
- 日本語教師という職業は、「お金では買えないやりがい」や「経験」が手に入る。
- オンライン日本語教師を掛け持ちして、収入を増やすのも一案。
日本語教師になったのに、給料が少なすぎてやめてしまうのは悲しいです。
なぜなら、日本語教師の「やりがい」と「経験」は、あなたを必ず成長させてくれるからです。
日本語教師の給料が少なくて悩んでいるのは、本当は日本語教師を続けたいから悩んでいるんですよね。
思い切って一度日本語教師をやめてみるのもいいし、できるなら、日本語教師を続けられるように「何をすれば収入が上がって続けられるのか」を考えてみましょう。
悩んだときにおすすめの本があって、「日本語教師をやめる?続ける?|後悔しない決断のために、絶対読むべき本!」の記事で紹介しています。
「どういう選択や決断をすれば後悔しないように生きられるのか」を考えるヒントがたくさん詰まっています。
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。