N2(文法分析)

【N2文法解説】~ないものか/~ないものだろうか|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~ないものか/~ないものだろうか」の説明です。

 

用法

接続

Vない形+ものか/ものだろうか

たのすけ
たのすけ
可能動詞や話者の意志がない動詞につきます。

 

意味

  • ~ないだろうか。(希望)
たのすけ
たのすけ
「実現は難しいが、何とか~てほしい」ときに使います。

 

例文

  • なんとか母の病気が治らないものか
  • 今よりお給料が高くて残業がない仕事がないものかと考えている。
  • 子供のころ、鳥みたいに空を飛べないものかと思っていた。
  • なんとかして恋人とよりを戻せないものかと考えている。
  • 楽してお金を稼ぐ方法はないものだろうか
  • 宝くじが当たらないものだろうか
  • A:「やりたいこといっぱいあるし、120歳まで生きられないものかな」B:「うーん、120歳は難しかもね」

 

注意事項

  1. 「なんとかして」「なんとか」と一緒に使うことが多い。
  2. 話し言葉では「~ないものかな」「~ないものかしら」になる。

 

類似文型との違い

~ものか

  • 意味は「絶対~ない」(例)このレストランはおいしくないし、サービスもよくない。二度と来るものか

【参考】~ものか

 

以上、たのすけでした。

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