N1(文法分析)

【N1文法解説】~た弾みに/~弾みで|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N1文法「~た弾みに」の説明です。

 

用法

接続

Vた形+弾みに/弾みで

 

意味

  • ~したことによって、(つい/うっかり/ふと)
たのすけ
たのすけ
小さな出来事がきっかけ・原因となって引き起こされたときに使います。人の意識せずに起きたときに使います。

 

例文

  • 人とぶつかった弾みに、転んでしまった。
  • ちょっと押した弾みに、機械が壊れてしまった。
  • 笑った弾みで、唾が飛んでしまった。
  • 酔った弾みで、部長に失礼なことを言ってしまった。
  • 転んだ弾みで、足首をひねってしまった。
  • 重い荷物を持ち上げた弾みで、ぎっくり腰になってしまった。
  • 動かした弾みに、人形の手が取れてしまった。

 

注意事項

  • 後件では、前件と連続性のある動作や変化が来る。

 

類似文型との違い

~た拍子に/~た拍子で

  • 「~た弾みに/~た弾みで」と置き換え可能。
  • 意味は「~によって、(つい/うっかり/ふと)」(例)くしゃみをした拍子に、鼻水が出た。

【参考】~た拍子に/~た拍子で

 

~たとたん

  • 意味は「~た瞬間/~と同時に」
  • 「~たとたん」は、動作が同時に起こるときに使う。(例)立った(〇とたん ✕弾みに)、めまいがした。

【参考】~たとたん

 

以上、たのすけでした。

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