【N2文法解説】～たところ｜例文・用法

たのすけ

N2文法「～たところ」の説明です。

用法

接続

Vた形＋ところ

意味

• ～してみたら、ある結果になった・ある状態がわかった。

たのすけ

前件での動作・行為をきっかけにして、「～したら、たまたまそうだだった/そうなった」と偶然そうなったとき、発見したときに使います。

例文

• お店に行ってみたところ、今日は定休日だった。
• 母にLINEを送ったところ、すぐに返事が来た。
• 田中さんと連絡が取れなかったので、家に行ったところ、風邪で寝ていた。
• ワンピースは面白いか聞いてみたところ、ほとんどの人が面白いと答えた。
• アルバイトを代わってもらえるか頼んだところ、代わってもらえた。
• 大変！スマホがない…。さっきご飯を食べたお店に電話したところ、お店にあった。
• 病因で検査したところ、どこも悪いところはなかった。
• 明日の会議の時間を確認したところ、9時からということだった。

注意事項

1. 過去の一度だけの出来事に使う。
2. 後件には結果を表す文が来る。

類似文型

～たら…た（発見・偶然）

• 置き換え可能。（例）お店に（〇行ってみたら　〇行ってみたところ）、今日は定休日だった。
• 「～たら…た」よりも少し改まった言い方。
• 「～たら…た」よりも、「～たころ」の方が結果に重点を置いている。

【参考】条件「たら」の意味と用法をわかりやすく解説

～ところ（を）（依頼・お詫び・感謝）

• 意味は「～という状況なのに」（例）お忙しいところ申し訳ありませんが、少しお時間いただけますか。
• 後件には、依頼・お詫び・感謝の表現が来る。

【参考】～ところ（を）（依頼・お詫び・感謝）

～ところ（に/へ/を/で）

• 意味は「ちょうど～する/している/したとき」（例）好きなテレビが始まったところに、電話がかかってきた。
• ある行為や状況がどの段階かを表す。

【参考】～ところ（に/へ/を/で）

以上、たのすけでした。