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たのすけ
N2文法「~上で」の説明です。
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用法
接続
Vた形/Nの+上で
たのすけ
動詞は意志動詞を使います。
意味
- まず~して、それから~。(前提)
たのすけ
「A上でB」でAが条件となってBに至ることを表します。
例文
- 書類はよく確認した上で、サインしてください。
- 夫婦で何回も話し合った上で、離婚を決めた。
- 将来のことをよく考えた上で、大学を決めたほうがいい。
- 内容を理解した上で、申し込んでください。
- 説明書を読んだ上で、わからなかったら聞いてください。
- 靴はお店で履いた上で、買うかどうか決める予定だ。
- 書いていることを確認の上、印鑑を押してください。
- 私たちのレストランは週末混んでいるので、ご予約の上、お越しください。
- 上司に相談の上、ご連絡します。
注意事項
- 少し硬い言い方。
- 「~上」は「~上で」よりも改まった言い方。
- 前件には確認や手続きを表す言葉が多い。
- 前後の行動が当然の順序の場合は使えない。(例)鍵を開けた上で、家に入る。✕←鍵を開けないと家に入れないので、使えない。
- 前件・後件で主語は同じ。
類似文型との違い
~てから
- 「AてからB」は、時間的にAが先であることを表す。「A上でB」は、Aを条件にBすることを表す。(例)顔を(〇洗ってから ✕洗った上で)、朝ごはんを食べる。
【参考】「~て」「~てから」「~たあとで」の違いは?|6つのポイントを例文で比較しました
~上に
- 形は似ているが意味は異なる。
- 意味は「~だけでなく、さらに(いいことや悪いことが重なる)」(例)田中さんはハンサムな上に、優しい。
【参考】~上に
~上は
- 形は似ているが意味は異なる。
- 意味は、「~だから、当然/必ず~」(例)会社を辞めると決めた上は、きちんと今後のことを考えなければならない。
【参考】~上は
~上では/~上(は)
- 形は似ているが意味は異なる。
- 意味は「~の観点から見れば/その範囲に関して限定しれ見れば」(例)20歳未満の禁酒は法律上禁止されている。
【参考】~上では/~上(は)
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。