N1(文法分析)

【N1文法解説】~であれ~であれ/~であろうと~であろうと|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N1文法「~であれ~であれ/~であろうと~であろうと」の説明です。

 

用法

接続

N+であれ+N+であれ
N+であろうと+N+であろうと

たのすけ
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基本的には名詞に接続しますが、疑問詞やい形容詞・な形容詞につくこともあります。

 

意味

  • ~でも~でも関係なく。
たのすけ
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いくつか例を挙げて、その全部にあてはまるときに使います。

 

例文

  • 彼がお金持ちであれ貧乏であれ、私は彼が好きだ。
  • 日本人であれ外国人であれ、日本に住んでいるなら税金を払わなければならない。
  • 私は仕事であれ遊びであれ、何でも一生懸命にやる。
  • であれであれ、自然が多い場所に住みたい。
  • 正社員であろうとアルバイトであろうと、お客様には丁寧に接客してください。
  • であろうとであろうと、明日は卒業式を行います。
  • 大人であろうと子供であろうと、ルールを守りましょう。

 

注意事項

  1. 硬い言い方。
  2. 「~であろうと~であろうと」のほうが、より硬い言い方。
  3. 後件では、事態が変わらないことを表す表現が多い。

 

類似文型との違い

~であれ/~であろうと

  • 意味は「~でも関係なく」(例)私はどこであれ、寝られる。

【参考】~であれ/~であろうと

 

~にしろ~にしろ

  • 意味は「~を例にとっても、他の~を例にとっても、同じことが言える」(例)N2は文法にしろ読解にしろ、難しい。
  • 「~であれ~であれ」のほうが硬い言い方。

【参考】~にしろ~にしろ

 

以上、たのすけでした。

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