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たのすけ
N3文法「~なんて」の説明です。意味は3つあります。
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目次
用法①(軽蔑・軽視)
接続
N+なんて
意味
- 話し手の軽蔑・軽視などの気持ちを表す。
たのすけ
あまり重要でないと思うことを言うときに使います。
例文
- 卵焼きなんて簡単に作れるよ。
- ひらがななんてすぐに覚えられる。
- 勉強なんてしても、将来役に立たないと思う。
- 寝坊したので、朝ご飯なんて食べる時間ないよ。
- 田中さんなんて顔も見たくない。
- 恋人なんていらない。お金があればいい。
注意事項
- 話し言葉。
- 後件には否定的な表現が多い。
類似文型との違い
~なんか
- 「~なんて」と同じ意味。 (例)ひらがな(〇なんて 〇なんか)簡単だ。
- 「~なんて」との違いは「~なんて」の方がもっとくだけた言い方。
【参考】~なんか(用法①)
用法②(謙遜)
接続
N+なんて
意味
- 謙遜の気持ちを表す。
たのすけ
「まだまだです」の気持ちがあります。
例文
- 1年も日本に住んでいるのに、私なんて日常会話も話せません。
- A:日本語、お上手ですね。 B:私なんて、まだまだです。
注意事項
- 人に使うと失礼。 (例)田中さんなんて、まだまだです。
~なんか
- 「~なんて」と同じ意味。 (例)A:日本語、お上手ですね。 B:私(〇なんか 〇なんて)、まだまだです。
- 「~なんて」との違いは「~なんて」の方がもっとくだけた言い方。
【参考】~なんか(用法②)
用法③(驚き)
接続
普通形+なんて
たのすけ
用法①②と接続が違うので、気をつけましょう。
意味
- 驚いたときに使う。
たのすけ
予想していなかったことを見たり聞いたりして、驚いたときに使います。
例文
- あの二人が付き合っていたなんて知らなかった。
- コンビニで先生に会うなんて思わなかった。
- 田中さんが結婚していたなんて。
- こんなに寒いなんて…コートを着てくればよかった。
- 明日から海外旅行(だ)なんて、うらやましいなぁ。
- 美術館の入場料が3,000円(だ)なんて、高すぎる!
注意事項
- 話し言葉。
類似文型との違い
~とは
- 意外な事実に驚いたときに使う。(例)結婚したくないと言っていた田中さんが結婚するとは。
- 「~とは」より「~なんて」の方がくだけた言い方。
【参考】~とは(用法③)
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。