N2(文法分析)

【N2文法解説】~に越したことはない|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~に越したことはない」の説明です。

 

用法

接続

普通形+に越したことはない
*なA-だ~である/N-だ~である
現在形しかない

 

意味

  • ~たほうがいい/~たほうが安全だ。
たのすけ
たのすけ
「絶対にそうしなければならないとうほどではないが、常識的に考えてそのほうがいい」ときに使います。

 

例文

  • お金はあるに越したことはないよ。お金があれば、好きな物も変えるし、病院も行けるよ。
  • 熱があるなら、学校は休むに越したことはないよ。
  • 危ない場所には行かないに越したことはない
  • お客様とのトラブルはないに越したことはない
  • 質も大事だけど、安ければ安いに越したことはないよ。
  • 住むなら、会社の近くに越したことはない
  • 旅行の荷物は軽いに越したことはない
  • スマホは安い方がいいけど、性能が便利であるに越したことはない
  • かばんは丈夫であるに越したことはない
  • 誰でも白いに越したことはない

 

注意事項

  • 「~ば~に越したことはない」は慣用的な言い方。

 

類似文型との違い

~ことだ

  • 意味は「~するのが一番いい方法だ」(例)疲れたときは、ゆっくり休むことだ
  • 「~ことだ」は、話者の個人的な考えや判断の時に使う。
  • 目上の人には使わない。

【参考】~ことだ(助言・忠告)

 

~に限る

  • 意味は「絶対に~がいい」(例)運動した後は、ビールに限る
  • 「~に限る」は自分の考えや経験から主観的に言うときに使う。

【参考】~に限る

 

以上、たのすけでした。

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