N2(文法分析)

【N2文法解説】~につけ~につけ|例文・用法

たのすけ
たのすけ
N2文法「~につけ~につけ」の説明です。

 

用法

接続

V辞書形+につけ+V辞書形+につけ
いA+につけ+いA+につけ

 

意味

  • ~ても、~ても。
  • どっちの場合でも。
たのすけ
たのすけ
「どっちの場合でも」の意味のときは、反対の意味の言葉が来ます。慣用的表現です。

 

例文

  • 英語の手紙を読むにつけ、返事を書くにつけ、辞書が必要だ。
  • この曲を聞くにつけ、思い出の場所に行くにつけ、彼女を思い出す。
  • 大学に進学するにつけ就職するにつけ、学生のときは勉強をするべきだ。
  • いいにつけ悪いにつけ、子供は親に似る。
  • 私は嬉しいにつけ悲しいにつけ、よく涙が出る。

 

類似文型との違い

~につけて

  • 意味は「~に関連して、いつも」(例)子供の顔を見るにつけて、幸せな気持ちになる。
  • 「て」を省略した「~につけ」という形もある。
  • 後件には意志表現は来ず、話者の気持に関係のある言葉が来る。

【参考】~につけて

 

~にしろ~にしろ

  • 意味は「~を例にとっても、ほかの~を例にとっても同じことが言える」(例)N2は文法にしろ読解にしろ、とても難しい。
  • 「~にしろ~にしろ」と同じ意味で、「~にしても~にしても」「~にせよ~にせよ」の言い方もある。

【参考】~にしろ~にしろ

 

 

以上、たのすけでした。

日本語教師向けのまとめ記事一覧

日本語教師のまとめ記事はこちら

日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事

日本語教師たのすけです。

恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。

詳しいプロフィールはこちら