N2(文法分析)

【N2文法解説】~るまま(に)|例文・用法

たのすけ
たのすけ
N2文法「~るまま(に)」の説明です。

 

用法

接続

V辞書形+まま(に)

 

意味

  • ~とおりに。
たのすけ
たのすけ
自然の成り行きや感情に身を任せる(好きなように行動する)ことを表します。

 

例文

  • 今日は何も予定がないので、足の向くまま出かけるつもりだ。
  • 気の向くままに絵を描いた。
  • 旅行は自分たちが思うままに計画を立てよう。
  • 思いつくままに書いた小説だが、友達が面白いと言ってくれた。
  • あなたが信じるままに行動してください。
  • 映画の感想を感じるままに話す。

 

注意事項

  • 使われる動詞はあまり多くなく、慣用表現的に使われる。(例)足の向くまま、気の向くまま

 

類似文型

~られるまま(に)

  • 意味は「~のに従って」(例)娘が可愛くて、言われるままに何でも買ってしまう。
  • 他の人の意志や状況に従い、言いなりになる様子を表す。

【参考】~られるまま(に)

 

~まま

  • 形は似ているが意味は異なる。
  • 意味は「同じ状態で何も変化せずに続いている」ことを表す。(例)鍵をかけないまま出掛けてしまった。

【参考】~まま

 

~とおり(に)

  • 意味は「~と同じに」(例)書類は見本のとおりに書いてください。
  • 「~とおり(に)」は、内容を変えない・そのままのときに使う。
  • 「~とおり(に)」は、意志的な動作に従う意味があるが、「~るまま(に)」は自然の成り行きや感情のまま好きなように行動することを表す
  • 「~とおり(に)」は、前件と後件で主語が異なってもいいが、「~るまま(に)」は主語が同じでなければならない。(例)私が言う(〇とおりに ×ままに)、(あたなは)書類を書いてください。

【参考】~とおり(に)

 

~ように(同様)

  • 意味は「~と大体同じに」(例)思うように体が動かない。

【参考】~ように(同様)

 

 

以上、たのすけでした。

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