N3(文法分析)

【N3文法解説】~しかない|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~しかない」の説明です。

 

用法

接続

V辞書形・N+しかない

 

意味

  • 今の状況では、これ以外に方法・選択がない。
たのすけ
たのすけ
「しょうがない」という気持ちがあります。

 

例文

  • バスもタクシーもないので、歩いて帰るしかない
  • 冷蔵庫に何もないので、何も食べないか、買い物に行くしかない
  • どこを探しても家の鍵がないので、あきらめるしかない。新しい鍵を作ろう。
  • このパソコンは修理しても直らなかったら、捨てるしかない
  • この仕事をする人がいないので、私がやるしかない
  • もし薬で治らなかったら、手術しかない

 

注意事項

  • 柔らかい表現で、会話でよく使われる。

 

類似文型との違い

~よりほかない

  • 「~しかない」と同じ意味。 (例)バスもタクシーもないので、歩いて帰る(〇しかない 〇よりほかない
  • 「~しかない」との違いは、「~しかない」のほうが柔らかい言い方。

【参考】~よりほかない

 

~ざるを得ない

  • 意味は「そうするしか方法がない」
  • 「~しかない」との違いは、外からの圧力や状況から「そうしたくないが、どうにもならない状況に置かれて、しかたなく」という気持ちがある。 (例)このアパートはペットが飼えないので、あきらめざるを得ない。←アパートではペットを飼ってはいけないので、状況でしかたなくあきらめる。

【参考】~ざるを得ない

 

以上、たのすけでした。

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