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たのすけ
N2文法「~にもとづいて」の説明です。
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用法
接続
N+にもとづいて
意味
- ~を基礎・根拠・基本にして。
例文
- 計画にもとづいて勉強をする。
- 自分の経験にもとづいて話す。
- みなさんの意見にもとづいて、やり方を変える。
- 法律にもとづいて罪が決まる。
- 売上にもとづいてボーナスが決まる。
- 会議では、資料にもとづいて話をしていきます。
注意事項
- 基準になる言葉(計画、データ、方針、調査結果、ルール、資料、考え方など)につく。
- 後件は、動詞文が来る。
類似文型との違い
~をもとに(して)
- 「~をもとに(して)」は「~を基本に新しいものを作り出す」意味だが、「~にもとづいて」は「~を基本に」という意味になる。(例1)タイタニックは本当の話(〇にもとづいて 〇をもとにして)作られた。 (例2)法律(〇にもとづいて ✕をもとにして)罪が決まる。←罪はすでに決まっている法律によって決まるので、「~をもとにして」は違和感。
【参考】~をもとに(して)
~にしたがって
- 意味は「~に基づいて」(例)マニュアルにしたがって、操作してください。
- 逆らわずに言いなりになる意味がある。
【参考】~にしたがって(用法②)
~によって(手段・方法/根拠・よりどころ)
- 意味は「~の方法・手段で/それを根拠・よりどころにして」(例)インターネットによって、いろいろな情報を知ることができる。/明日の天気によって試合を行うかどうか決めます。
- 根拠の場合は置き換え可能だが、情報源の場合は「~によって」のみ。(例1)この資料(〇によって 〇にもとづいて)、話をしていきます。(例2)雑誌(〇によって ×にもとづいて)、この店が人気であることを知った。
【参考】~によって(用法②⑤)
~によると/~によれば
- 意味は「~では(情報源・判断の元)(例)天気予報によると、明日は雨が降るそうだ。
【参考】~によると/~によれば
~に即して/~に則して
- 意味は「~に従って/~に合うように/~を基準にして」(例)事実に即して話してください。
- 事実や規範・体験を表す名詞に接続する。(例)事実・現実・状況・現状・実態・現場・流れ・体験
【参考】~に即して/~に則して
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。