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たのすけ
N2文法「~に沿って」の説明です。
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用法
接続
N+に沿って
意味
- ~に合うように。
たのすけ
名詞につくときは「Nに沿ったN」「Nに沿うN」になります。
例文
- マニュアルに沿って、仕事を進めてください。
- 作文のテーマは「将来の夢」です。テーマに沿って書いてください。
- 計画に沿って毎日3時間勉強している。
- 希望に沿った部屋がなかなか見つからない。
- 期待に沿えず、申し訳ありません。
- この道に沿って行くと、右に図書館がある。
- 川に沿って、桜が咲いている。
注意事項
- 基準の意味を持つ言葉・作業の流れを示す言葉(ルール、マニュアル、方針、考えなど)や、長く続くもの(川・道)などの名詞につく。
- 人やものに離れずに付き従う意味もあり、その時は「~に添って」の漢字を使う。(例)子供に沿って、診察室に入った。
類似文型との違い
~にしたがって
- 意味は「~に基づいて/~に応じて」
- 「~にしたがって」は「~に沿って」よりも「命令や規則通りにする」意味が強い。(例1)犬は飼い主(✕に沿って 〇にしたがって)行動する。 (例2)計画(〇に沿って 〇にしたがって)毎日3時間勉強している。
【参考】~にしたがって
~にこたえて
- 意味は「~の期待・要望に合うように~する」(例)両親の期待にこたえて、大学に合格した。
- 続する名詞は限られた言葉が来る。(例)期待・要望・希望・声援・アンコールなど
- 期待・目的・要求に応じる意味では同じが、「~に沿って」には、段階を追って対応していくニュアンスがあるが、「~におうじて」にはそれがない。
【参考】~にこたえて
~に即して/~に則して
- 意味は「~に従って/~に合うように/~を基準にして」(例)事実に即して話してください。
- 事実や規範・体験を表す名詞に接続する。(例)事実・現実・状況・現状・実態・現場・流れ・体験
【参考】~に即して/~に則して
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。